元気力レッジの設立の経緯

不登校（学校が苦手、学校に行くと苦しくなる）だから子どもたちが大人になれないわけでもないし、未来がなくなるわけではない！
そういったスローガンを基に、不登校や学校が苦手で五月雨登校になっている小学生から高校生(もしくは20歳までの年代) の皆さんが人とのつながりで安心と信頼感を得て元気を取り戻していける場として活用してもらいたいという思いで令和5年4月に設立した生まれたてほやほやの新フリースクールです。
というのも元気力レッジの代表を務める私、長谷川卓也も学校が苦手で小学生低学年より五月雨登校から完全不登校になりました。
当時はまず両親が私の未来を悲観してバニックになり、自分自身も親の心配を受け学校に行かないとこんなにも親が苦しみ、將来すら悲観されなけれはならないのかと不安になりました。
何年もの間親子で苦しみましたが今思うとその時の親も自分も「今」よりも未来の不安でいつばいいつばいになってストレスが過剰になっていただけでした。
そんな時あることをきっかけに、学校以外の選択肢を考え始めたときからそれまでの苦しみだらけの日々から解放されていきました。
それは、フリースクールという学校以外の居場所であり、学ひ の場でした。
そこで自分たちと同じ境遇の仲間たちと出会い、学校に行かないでも心配するどころか明るく希望を与えてくれる先生やボランティアさん、地域の皆さんとの出会いがありました。
その出会いが私の人生の転換期でした。
そのお陰で通信制高校から専門学校を入学し保育士の資格を得て就職することが出来ました。
その時はアバートで一人暮らしをして生活全般も一人で行う事もできました。

つまり、不登校状態そのものをあまりにも悲観し、他の選択肢は全くないかのように親子で思い込むこと、
そして、一人で孤独になっていってしまい誰とも繋がっていない状態で悶々と悩み込むこと
この2点が不登校を苦に自殺！？なんて最悪な事態になってしまうのではないかと思いました。（実際私も思い詰めていた時に死にたくなりました）

ですから、不登校そのものの問題より、その状態を苦にしての過度なストレスによる精神的混乱や、不安が高じての親子断絶や人間関係の遮断、さらにはうつ病等のニ次障害こそ子どもの未来を阻む問題となるのです。
だからこそ
学校に行かないのは大丈夫!
でも、独りぼっちでいてほしくない!

自分を責めないでほしい。

どうか、気の合う仲間く子供も大人も年齢問わず〉とつながって心の元気を取り戻してほしい。
それが、未来を自分で作り出せるスタートなのです。
だからこそ
自分の過去の状態と同じで悩んでいる、独りぼっちで元気をなくしたみんなに元気の一歩を踏み出してほしい！という願いで「元気力レッジ」を設立しました。

元気力レッジってどういう所？

元気力レッジでは不登校状態で家族以外の関わりをもてていないお子さんが色んな今の状態、状況を踏まえて次の一歩を踏み出すためのいくつかの入り口があります。
・まずは、ゲームやプログラミングでネット上でつながれる「オンラインスクールGENKI」
・次に全日制通学型の「フリースクールあきは」と通学型リアル対面での「プログラミングラボ教室」
・そして私立の通信制高校（現在は鹿島学園）の高校卒業資格取得サポート校である「秋葉キャンバス」
以上が生徒さん用のカリキュラムです。

又、保護者さんの元気こそもお子さんの元気となることからも
・親御さん用のカリキュラムとして
「保護者勉強会」
「保護者相談会」
「個別相談」
も不定期ですが開催していきます。

以上の部門をどこからでも、いくつでもお子さんや親御さんのペースでご活用して頂き不登校で未来の悲観と不安の日々から脱却し、成長期のお子さんにとっての大事な「今」を大切にされてください。
そういった元気な「今」の積み重ねが必ずや今の私のように自分のやりたいことがみつかったり生きがいに出会うこととなると信じています。

元気力レッジ代表
長谷川卓也